シャンパンの飲み頃

実はシャンパンに飲み頃があるのをご存知ですか

シャンパンの飲み頃あくまで原則ですが、シャンパンの飲み頃の鉄則は「出荷された時点が一番の飲み頃」。理想はシャンパン地方で出荷されたてのシャンパンを飲むこと。もっと言うと、生産者の蔵で飲むのが一番美味しいはずです。

しかし、毎回そんな条件でシャンパンを飲めるわけではありません。ここでは、日本で如何にして賢くシャンパンを楽しむかをお伝えします。

どうせ買うなら少しでも状態の良いシャンパンを買う。これが鉄則です。

例えば、スーパーや八百屋で野菜や果物を買う場合、少しでも状態が良くて新鮮で大きなものを選ぶと思います。シャンパンも同じです。シャンパンは生鮮食品でないため、野菜や果物ほど品質の良し悪しが分かるわけではありませんが、シャンパンにも固体差が存在するのです。では、どこで状態の良いシャンパンが売っているか?

人気店で買う

フランスの製造元からシャンパンが出荷されてから日本の市場に出回るまで約8ヶ月と言われています。ボルドーやブルゴーニュの極上物ならいざ知らず、シャンパンは基本的に出荷された状態で最高に楽しめるように出来上がっています(一部のプレステージを除く)。

つまり、出荷されて一番早いタイミングで買うシャンパンこそ、出荷時の状態に近いわけです。これは商品回転の早いお店で買えという意味です。あまりシャンパンの売れないお店に置いてあるシャンパンはすでに古い可能性がある。もちろん、だからと言って品質が絶対に悪いわけではありませんが、リスクがあるのは確かです。

シャンパンの正規輸入品と並行輸入品

例えば、NVのシャンパンが出荷されて日本に届くまでの間、寄り道もせず真っ直ぐ日本に来たシャンパンと、東南アジアの怪しい品質管理下を経由した国とでは、どちらが品質に保証がつくでしょうか。

  • 真っ直ぐ日本に来るのが正規品
  • 寄り道したのが並行品

どちらを選ぶべきかは言うまでもありません。正規品は大抵の場合、正規輸入と明記してありますし、分からなければ、お店の人に聞くと良いでしょう。ちなみに、並行品と明記してある店はほとんどありません。ただし、並行品の全てが悪というわけではありません。

温度管理

必ずしも正規品が常に買えるわけではありません。そういう場合は輸入業者の温度管理のこだわりに気をつけてください。大抵の場合、お店に輸送途中の温度管理についての説明書きがあります。リーファーコンテナとか書いてあれば、ほぼ問題ありません。それに、リーファーの場合は価格に上乗せされているので、値段も参考になるでしょう。


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